Avidemuxで動画編集

Avidemuxを使いこなす上で、フィルターは最も重要な役割を果たします。
この道具を上手に扱えるか否かで、その便宜性は天と地ほどに差があります。
とりわけ、動画を編集する上で最も重視すべき要素と言えるのです。
このページでは、応用としてフレームレートの使い方等、動画編集の方法を記載します。

 トランスフォーム   インターレース   カラー    ノイズ    シャープネス    サブタイトル    Misc    応用
線


フレームレートを変更

 Avidemuxでフレームレート値の設定を行うには、videoコーデックの「Filter」→「Transform」→「Resample fps」を選択します。デフォルト値は「29.970」になっているので、任意の数値に変更します(極端に数値を落とすと、動画がカクつきます)。
   フレームレート値を上手に扱うことにより、低ビットレートでの画質向上(ノイズ除去)、サイズの圧縮が可能となります。また、動画の性質(アニメ、ゲーム、配信規格等の違い)に合わせた設定を行うことにより、臨場感のある動画を演出します。なお、フレームレート値とフレームレート数は、その意味が異なります。前者の場合が時間単位による画面の切り替わり率を計る指標であるのに対し、後者はファイル全体に含まれる画像の枚数を示します。


mac版Avidemuxで高画質動画を追求する

 ポイント1、「Two Pass」と「Size、Bitrate」

 まず「Configure」から「Encoding Mode」や「Encoding type」の設定可能なvideoコーデックを包含できる形式を選択する。もちろんVideoコーデックには、「Encoding」をいじれるものを。そして「EncodingMode」を「Two Pass - Video Size」または「Two Pass - Average Bitrate」を選択する。動画の保管スペース等を考慮し、「Target video size(MB)」(「Two Pass - Video Size」選択時 )、あるいは「Average bitrate(kb/s)」(「Two Pass - Average Bitrate」選択時)に各自可能な範囲ででき得る限り高い数値を入力。
   なお、「Encoding」の設定ができないvideoコーデックは次の通り。「VCD(mpeg2enc)」、「MPEG-2 requant」、「DV(lavc)」、「Hurryuv(lavc)」、「FF Huffyuv(lavc)」、「FFV1(lavc)」、「YV12(raw)」、「FLV1(lavc)」

 ポイント2、「Quantizer Limits」

 「Quantizer Limits」を設定できる場合、「Min QP」及び「Max QP」の数値を「2」にする。
   なお、「Size(あるいはBitrate)」と「Quantizer Limits」の両立設定が可能なvideoコーデックは次の通り。「MPEG-4 AVC(x264)」、「MPEG-4 ASP(Xvid4)」、「MPEG4- ASP(lavc)」、「H.264(lavc)」

 ポイント3、「Filters」

 「Filter」→「Transform」→「Resample fps」からフレームレート値を変更する。微量に数値を落とす程度、あるいは素材動画に適した設定を施せば、ノイズ除去効果があるばかりかファイルサイズを抑えたエンコードが可能である。
   素材がインターレース走査方式動画の場合、「Filter」→「Interlacing」→「yadif」を使用することにより、インターレース解除で動画のエンコードが可能。
   「Filter」→「Noise」→「MPlayer hqdn3d」使用で、エンコード時に発生するノイズを目立たなくさせることが可能。
   「Filter」→「Sharpness」→「MSharpen」使用で、ノイズの増幅なしにエッジをシャープ化させることが可能。


低ビットレートで高画質動画を作る

 基本的には、上述の高画質動画を出力する方法と考え方は同じです。ただこちらでは、如何にビットレート数を抑えて良画質の動画を作成するかを考えていきます。

 ポイント1、「Two Pass」と「Size、Bitrate」

 まず「Configure」から「Encoding Mode」や「Encoding type」の設定可能なvideoコーデックを包含できる形式を選択する。そして「EncodingMode」に「Two Pass - Average Bitrate」を選択する。ビットレートの指定が可能なので、目的に即した数値を入力する。例えば、映像コーデックのビットレートを600以下に抑えたいのならば、580〜590を入力。総合ビットレートを600以下に抑えたいのならば、映像コーデックビットレートを460に、音声コーデックビットレートを128とする。
   なお、「Encoding」の設定ができない映像コーデックは、上記の「高画質を追求する(ポイント1)」を参照。

 ポイント2、「Filters」

 「Filters」を複数使用しても、ビットレート値が上昇することはない(サイズとエンコード時間は増す)。動画の性質に合わせて積極的に活用していきたい。
   「Filter」→「Transform」→「Resample fps」からフレームレート値を変更する。微量に数値を落とす程度、あるいは素材動画に適した設定を施せば、ノイズ除去効果があるばかりかファイルサイズを抑えたエンコードが可能である。
   素材がインターレース走査方式動画の場合、「Filter」→「Interlacing」→「yadif」を使用することにより、インターレース解除で動画のエンコードが可能。
   「Filter」→「Noise」→「MPlayer hqdn3d」使用で、エンコード時に発生するノイズを目立たなくさせることが可能。
   「Filter」→「Sharpness」→「MSharpen」使用で、ノイズの増幅なしにエッジをシャープ化させることが可能。


ファイルサイズを抑えて、高画質動画を作る

 「低ビットレートで高画質動画を出力」とほとんど同じ手順となります。ただポイント1において、「Two Pass - Average Bitrate」を「Two Pass - video size」に置き換えればよいのです。また、不必要に「Filters」を乱用するとエンコード時に実質的なビットレートの低下を招く危険性があることに注意。これは「Filters」使用によるファイルサイズの増幅がもたらす弊害です。


素材動画を無劣化で出力する

 Avidemuxでは適応コーデックにコピーを選択することにより、動画編集ないし形式変換目的での素材動画無劣化出力を可能とします。
   「Open」から動画を開くと、videoコーデックとaudioコーデックに「Copy」が選択されています。ここを変更せずに、目的に即した必要な作業(Formatから出力形式を変更する、またはカット、結合等の編集作業)を行ないます。そして「Save」から出力。これでOKです。
   ただ、無劣化出力を行うに際し、問題点があります。
   1、映像コーデック、音声コーデック変更できないので、「Filters」が使えない。
   2、コーデックを変更できないので、出力可能な形式に制限がある。
   上記を問題としないのであれば、是非とも無劣化出力を活用していきましょう。



PSP(プレイステーションポータブル)で再生できる動画を出力する

 「PSPでニコニコ動画を再生」を参照。


携帯電話で再生できる動画を出力する

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